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島野式【ネオリシオ矯正】理論

こんにちは、美容業界で日々奮闘されている皆さん。縮毛矯正の施術で、効果を出しつつお客様の髪へのダメージを最小限にしたいという強い願いをお持ちのことと思います。特に、最近注目されているネオリシオ製品を使いたいけれど、正しい使い方や薬剤選びに自信が持てない方もいらっしゃるのではないでしょうか。本教材では「ネオリシオ矯正」の効果的な活用法に焦点を当て、髪の健康を保ちながらの対応策を詳しく解説いたします。新しい技術を学び、自身の施術力を一段と向上させる一歩を一緒に踏み出しましょう。

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講師:島野 伊央汰
講師:島野 伊央汰

<所属サロン>

CURE nex the salon

経歴

アシスタントとしてnexに入社。

縮毛矯正を武器に、わずか1年でスタイリストデビュー。

デビューから半年でマンツーマン指名技術売上200万円超。

常に2ヶ月先まで予約が埋まり続ける超人気スタイリスト。

あらゆる髪質を"乾かすだけ”で美髪に仕立てる実力派。

Instagram@iota_shimano


この教材で学べること

  • ネオリシオ矯正の基本理論

  • 必須薬剤のHシリーズの特徴

  • ブライトリッチの効果と使い方

  • アシッドストレート6.5の特長

  • GMT混合の利点と活用法

  • バージン毛からカラー毛対応技術

  • ブリーチ毛へのアプローチ法

  • 既矯正毛の効果的なレシピ


ネオリシオ矯正の基本理論


ネオリシオ矯正の基本理論についてお話ししましょう。基本的な矯正の考え方は、どの薬剤を使っても同じです。重要なのは、一番髪が弱っている部分に薬剤を合わせることです。放置時間は最低でも20分必要です。ネオリシオでは、特殊な薬剤を使用しますが、その違いはpHや還元力の程度くらいです。そのため、正確な時間と適切な強さの薬剤を選ぶことが、成功の鍵となります。この基本を押さえることで、縮毛矯正がより効果的になります。

これまでの教材を復習してみよう!
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必須薬剤のHシリーズの特徴

ネオリシオのHシリーズは縮毛矯正に大切な薬剤です。このシリーズには、スーパー ハード(SH)、ハード(H)、ノーマル(N)の3つの種類があります。それぞれの薬剤は医薬部外品で、モノエタノールアミンとチオグリコール酸アンモニウムを含んでいます。これにより、髪に穏やかに作用し、髪が弱った部分に合わせた矯正が可能です。また、pHやTGの違いがありますが、基本となるHを1つ持っていれば、様々な状況に対応できます。


ブライトリッチの効果と使い方

ブライトリッチは、縮毛矯正で非常に重要な薬剤です。pH8.8のハードな性質を持ち、しっかりとした矯正力があります。アルカリ剤にはアルギニンとモノエタノールアミンを使用し、髪に優しい配慮がされています。還元剤がチオ系で構成されているため、カラー毛にも使いやすく、ダメージリスクを軽減することができます。ブライトリッチは、特にカラーをしている方におすすめで、縮毛矯正をしながらも髪に優しくアプローチできます。

島野的必須薬剤3選!
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アシッドストレート6.5の特長

アシッドストレート6.5は、pH6.5の薬剤です。最大の特徴は、アルカリを含まずに還元作用があることです。これは、髪のダメージが少ない矯正を実現します。特に、カラー毛やダメージが気になる髪に効果的です。この薬剤だけでも、多くの髪質に対応できます。薬剤の使い方では、髪の状態に合わせてブライトリッチと組み合わせることができます。アシッドストレート6.5は、髪の健康を保ちながら、しっかりとストレートにする力強い味方です。


GMT混合の利点と活用法

GMTは、髪の癖をうまく伸ばすために重要な役割を果たします。ネオリシオ製品単体では、還元値が7以下にしか届きません。このため、強い髪の癖には対応が難しい場合があります。GMTを混ぜると、pHを下げつつ還元値を上げることができます。これにより、髪の健康リスクを抑えながら、強い癖にも対応することができます。特に、カラーやハイダメージ毛への施術で役立つ技術です。GMTを使うことで、お客様に最適な施術を提供できるようになります。

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バージン毛からカラー毛対応技術

バージン毛からカラー毛への対応技術について説明します。バージン毛の場合、基本的にはHシリーズ単品に対し、GMTを5から10%混ぜて使用します。カラー毛に対しては、ブライトリッチをメインに使用すると良いでしょう。普通の状態の毛髪には、アシッドストレート6.5で調整します。エイジング毛やグレイカラー毛の際は、ダメージに応じて配合を変えることが大切です。各毛髪タイプに応じた薬剤の選び方と配合法を理解し、適切な施術を提供しましょう。


ブリーチ毛へのアプローチ法

ブリーチ毛に対応するには、まずアシッドストレート6.5を使うのが基本です。これだけで効果が見込めますが、リスクが気になる場合は、アシッドストレート6.5を単品で塗布してください。もし、よりしっかりした効果が欲しい場合は、ブライトリッチを10~30程度混ぜると良いでしょう。この方法で、髪がしっかりとしているように見せられます。ブリーチ毛を扱う際のダメージリスクを減らしながら、理想的な仕上がりに近づけます。



既矯正毛の効果的なレシピ

ここでいう既矯正毛というのは、髪の癖は伸びているが、広がりが気になる場合のことです。この場合、まずはもう一度矯正を行いましょう。バージン毛にはブライトリッチを多めに使います。その後、アシッドストレート6.5の割合を増やしてください。ハイダメージ毛には1:1:5くらいの比率が良いです。これにより、髪の広がりを抑えて、美しいストレートヘアに仕上げることができます。柔軟に薬剤の配合を調整することも大切です。


まとめ

この教材を通して、ネオリシオを用いた縮毛矯正の基本理論から、各種薬剤の特徴と選び方、さらに実践における具体的なレシピまで、幅広く学んでいただけたことと思います。新たな知識によって、髪へのダメージを最小限に抑えつつ、お客様の様々なニーズに応えるスキルを手に入れることができましたね。ブライトリッチやアシッドストレート6.5の使い方をはじめ、GMTの適切な活用法によって、強い癖やハイダメージの毛にもしっかりと対応できることでしょう。これらの知識を施術に活かし、お客様の期待を超える素晴らしい結果を提供することができるのではないでしょうか。これからも常に技術を磨き続け、さらなる高みを目指していきましょう。

↓【ネオリシオ矯正】実技編もチェックする↓
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